∴ ３Dプリンティング

３Dプリンティングというのは、まさに読んで字のごとく、
３Dのポリゴンデータから実物を「プリント（印刷）」するシステムのことである。

原理としては、
１．材料となるポリマー（高分子化合物）をばら撒く
２．インクジェットプリンタの要領で、接着剤を放出する
３．再度ポリマーを上からかぶせる
４．再び接着剤を放出する

・・・以下このくり返し。
最終的にはポリマーが接着剤でくっついて、実物が出来上がるというわけだ。

将来的には、一家に一台３Dプリンターがあって、ちょっとしたオブジェクトなら簡単に家で印刷する時代が来るのかもしれない。

今でも既に、５０ドル～１５０ドル程度で、３Dプリントをして実物を家まで宅配してくれるサービスはあるようだ。

参考：3D画像から実物をつくってくれるサービス（3Dプリンティング）

ちなみに現在のところ３Dプリンターは１台２９万円。

初期のパソコンがさらに高価だったことを考えると、価格破壊が起これば１家に１台も十分考えられそうだ。