2006/09/08 (Fri) 13:13
グルタミン酸グルタミン酸は非必須アミノ酸の一つ。グルテン(小麦粉から作られるタンパク質の1種)の中から初めて発見されたことから、グルタミン酸の名前がついた。 グルタミン酸から作られる物質としては、グルタミン酸ナトリウムが有名。グルタミン酸ナトリウムは代表的なうまみ成分であり、味の素などに使われている。 なお、グルタミン酸のヒドロキシ基(-OH)をアミノ基(-NH3)に置き換えたものがグルタミンであるが、両者は全くの別物である。
グルタミン酸の効能グルタミン酸は脳内で興奮性の神経伝達物質として働くほか、抑制系の伝達物質ギャバの原料にもなるため、脳の活性化や精神を安定させる効果がある。 また、有毒なアンモニアをグルタミンに変えたり、尿の排出を促す働きがある。 他に、潰瘍の治癒を早める・疲労の軽減など。 グルタミン酸を多く含む食品海藻、小麦粉、砂糖大根、砂糖きび、大豆、落花生、アーモンド、ごま、味の素など。 ポリグルタミン酸グルタミン酸が30~5000個結合したものがポリグルタミン酸である。「ポリ(poly)」とは「多数の」という意味。ポリフェノールや、ポリスチレンなどの「ポリ」である。 ポリグルタミン酸は納豆のネバネバの成分であり、納豆菌が発酵の過程で作り出すものである。
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